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日別アーカイブ: 2018年3月12日

雑談記事の続き

こんにちは。

今日はこの前の雑談記事の続きをしようと思います。

この前っていうのは新潟県の年収の数字の謎ってやつですね。

少しおさらいをすると、新潟県の平均年収は400万を超えてるんですが、その細部を見てみると新潟市や長岡市など主要都市の平均年収をみても300万を下回っているのです。なんでかなーみたいな話です。

今日はまあその疑問を払拭する回ではないんですが、それに伴った働き方や教育の在り方なんかを私の尊敬する人の意見なんかも参考にさせてもらって話していきたいと思います。

そもそもなんでいきなりそんな話になったのって感じの人もいるかもしれないんですが、その背景には、人の動きとテクノロジーの進化がここ数年もしくはこれから数年で変わっていくかもしれないという時にあると思うからです。

まずは人の動きですが、1960年代のベビーブームで生まれたいわゆる団塊の世代がいい年になってきたということがあります。

今はその影響で社会保障の話が常々されていますね。社会保障にかける国のお金は人口ピラミッドを調べてみれば一目瞭然ですね。少子高齢化ってやつですね。

そんな人の動きと、最近はAIなどが一番耳にしていると思いますが、テクノロジーなどの発達によって、人間がしていた仕事が機会に置き換わっていくことが予想されますし、今でもかなり換わってきています。

機械化についてはかなり前にも一度ブログに書いた気がするんですが、これからもう10年でガラッとかあると思います。

なんせ10年前に今ほとんどの人がスマホを持っていることを予想していた人がほとんどいないように、テクノロジーの発達はたぶんほとんどの人たちの感覚より早いです。

今の子供に関しては生まれたころから、スマホを目にしていて、ユーチューブを見ることが当たり前になっている家庭も少ないないでしょう。

その中には、なんでテレビに停止ボタンはないのかなど、成人した人たちにはない感覚や疑問を感じていることでしょう。

そういったテクノロジーによる当たり前が当たり前ではなくなっていくことがいつの時代も変化によって起こってくるでしょう。

そんな話の中で最近気になっているのはベーシックインカムの話です。

この言葉を聞いたことのある人はだいぶ多くなってきたかもしれません。

ベーシックインカムとは簡単に言うと今まで使って生活に対する保障などをやめて、みんな公平な金額を国があげるからそれで一生生活していってくださいっていう制度のことです。

去年だったか、おととしだったか、スイスでは国民投票が行われたくらいのものです。

スイスは結局は否決されて、実現しなかったんですが、これと同じようなことが世界中で取り組み始めています。

市や小さな国などそれまがいのものが多発してきています。

アメリカでも市単位での3年間の試験的な動きも見られます。

日本で考えると月7、8万くらいを国からもらいそれ以上ほしい人は稼げばいい。

その代わり、年金がなくなったり医療費負担も増えるかもしれません。

実は国にはベーシックインカムを取り入れれば削減できる経費が山のようにあります。

もちろん国民が払う税金も人によっては増える人も大多数いることになるでしょう。

実は私はベーシックインカムにはかなり興味があるし、個人的には賛成派の人間です。

テクノロジーによって人の雇用は減るところもどんどん増えてきます。

子供が増えても、子供にもベーシックインカムが入るので、少子化を減らすことにもつながるでしょう。

また今まで起業など一歩踏み出したかった人も最低限の収入が保証されていればやろうという人も出てくるでしょう。

親の経済的な貧困のせいで才能をつぶしてしまった子供たちも今までより多く自由に生きていける人が増えるでしょう。

などメリットは豊富に考えられます。

逆に懸念されているのが、最低限の収入が保証されたら働かなくなる人が増えるんじゃないの?っていう話もありますが、月に7、8万では本当に最低限の生活しかできません。働かなくなる人が増えるかといえばそういう人もいるでしょうが相対的には経済的には活性化する方向に進むのではないかと思っている派です。

またもっとも弊害を受けるのは年金暮らしの年配の方です。

今まで厚生年金などで月に7、8万以上もらっていたかたはかなり数存在します。

その人たちは賛成とは言いづらいでしょうね。

またベーシックインカムによって逆に経済格差が広がってしまうという人もいます。

収入のある人ももちろんもらえる制度ですし、モチベーションによって経済格差が生まれやすいということは言えるのかもしれません。

ですが、最近は試験的な動きによって、生活保護者へのベーシックインカムを取り入れているところがあるので、そういう人たちの生き方がどう変わっていくのかを早く見てみたいものです。

 

これらは経済的なことだけでなく、一人一人の生きがいにかかわることです。

自分の人生の目的や自由に生きたいともうことや、公平に生きていくこと、など金のことばかりではないのです。

だからこそ私は賛成派です。

試しに魚沼市で取り組んだりしないかなーなんてひそかに思っています。

年金暮らしの方が多いのでまず可決されることは難しいでしょうが、魚沼市も毎年300人くらいの人口減少が進んでいます。

何かしらのことをしなければ過疎化が進む一方です。

今まで誰もがリスクを考えつつ、勇気を出した行動をしてこなかった人が多いと思うので、そろそろなにかアクションがほしいものです。

最後はもちろん民主主義を大事にすることが大事だと思いますけどね。

それでは今日はこの辺で。

今週は天気いいみたいなんで皆さん飲みに出ましょう(‘ω’)ノ